こんにちは、おつまみ（@otsumami082）です。
1年ほど前に、感動するくらい美味しいペーパードリップコーヒーを淹れてくれるカフェへ行きました。
値段も手頃なので定期的に通いたいとは思ったものの、いかんせん遠過ぎて無理。（自宅から自転車で7時間掛かるw）
ならばと思い、店頭で売っていたドリップパックを何個か購入。帰宅後、速攻でコーヒー豆の劣化を防ぐために冷凍保存し、ここぞという時にドリップ。自宅で極上のコーヒーを楽しんでいたのです。
それから1年後のある日、何気なく冷凍庫内の整理をしてみて驚愕！なんと、飲み切っていたと思っていたドリップパックの残りが出てきたのです。(´･ω･)
ドリップパック裏面
賞味期限：2019年7月20日
現在：2020年8月7日
賞味期限から実に1年以上経過していますね_:(´ཀ」 ∠):
お店のご主人、ごめんなさいm(_ _)m
さすがにこれはもう、廃棄するしかないのでは？と思いましたが、なんだかもったいないですねぇ…(^_^;)
そういえば、昔読んだブログに「焙煎後6ヶ月もの期間、冷凍保存しっぱなしだったコーヒー豆から作ったコーヒーを飲んでみたけど、普通に美味しかった」というような事が書いてあるのを思い出しました。
単純思考の私は
と考え、冷凍庫内で1年間眠っていたドリップパックでコーヒーを作ってみることとしました。
注意
1年熟成の封印を解いてみる
パッケージから取り出したドリップパック
見たところ、特別おかしなところは見当たりません。
むしろ、コーヒーの豊かな香ばしさが一面に広がり、恍惚感さえ覚えてしまいます。
冷凍庫焼け独特の嫌な臭いは全く感じられません。外袋の内側がアルミコーティングされていたからかもしれませんね。
ドリップしてみる
ドリップポットでお湯を沸かしてスタンバイOK！
豆全体を濡らすようにして20〜30秒ほど蒸らします。
次第に上質なコーヒー特有の豊潤な香りが空間を優しく包みこみだした…
これは100％美味いやつですわ！！
いよいよ抽出開始です。
緊張の瞬間…果たして豆は膨らむのか？
残念ながら豆は膨らまず…
冷凍庫1年熟成コーヒーを飲んでみる
抽出後のコーヒー
真横から
どれ、飲んでみますか。（コップを口に近づける）
んっ…！こ、これはっ…！！
母のような優しさすら感じさせる良い香りだ…
まるで、1年も放置していた私の罪を赦し、受け入れてくれる慈悲深さを感じずにはいられない…
そして舌の上に乗った瞬間の、マスカットを彷彿とさせる爽やかな酸味が、鼻からすっと抜けていくときの快感…
とても飲み頃から1年を経過したものとは思えない…
さらに、だ。
酸味の後を追う、この苦味…まったくクドさがない…
まるで人生のようだ。若かりし頃の甘酸っぱい体験から始まり、ほろ苦い失敗を経て厚みを増していく、まさに人生そのものではないか！
ぶっちゃけ、某有名コーヒーチェーン店（頭文字DとかSとか）より断然美味しいです。
しかし、買ってすぐに飲んだときのもの比べると、若干ではありますが、香りが弱くなっている気がしますね。（さすがに）
今回の試みから得られた教訓
美味しいドリップパックコーヒーは、冷凍庫内で1年経過してようが美味しいことには変わりない！
ということが分かりました。
それでは良きコーヒーライフをお過ごしください〜(*^^*)
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