【Davinci Resolve】音声やBGMの周波数を確認する方法(Frequency Analyzer)

こんにちは、おつまみ(@otsumami082)です。

 

Davinci Resolveには、自分の音声を聞き取りやすい音質に調整するために、いろいろな音声調節機能が備わっていますよね。

音声調節機能の一部
  • ノイズリダクション
  • イコライザー
  • コンプレッサー
  • ゲート

 

ある程度の機能の役割は覚えたんだけど、音声の編集にどのように生かしていいか、イマイチわからないんだよねぇ…

こんな人は、編集したい音声素材の周波数をチェックすると良いかもしれません。

 

編集前に音声素材の特徴(周波数帯)をチェックすることで、どの音声調節機能をどのように使うべきかの大きな指針となりますからね!

 

Davinci Resolveには、音声素材の周波数帯をチェックするための便利な機能『Frequency Analyzer』が備わっています。

 

というわけで今回は、この『Frequency Analyzer』をどのように使うかの解説をしていきます。

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Frequency Analyzerのある場所を探す

まずは、プロジェクト立ち上げてください。

 

そして
【①クリックでFairlightページを開く →  ②エフェクトライブラリを開く→  ③オーディオFXを開く → ④FairlightFXを開く】
をすれば⑤Frequency Analyzerに辿り着くことができます。

補足
ちなみに、ミキサーからもFrequency Analyzerを使うことができます。

ミキサーから設定した場合は、トラック全体に掛かるエフェクトとして認識されます。

 

Frequency Analyzerの使い方

Frequency Analyzerを使うには、トラックかクリップにドラッグ&ドロップする必要があります。

それぞれの違い
  • トラック(A2の空間)にドロップした場合 : そのトラック全体の周波数を見ることができる
  • クリップ(白波形&緑のバー)を選択した場合 : そのクリップのみの周波数を見ることができる

今回はクリップにドラッグ&ドロップしました。

 

Frequency Analyzerをクリップ(もしくはトラック)にドラッグすると、以下のようなダイアログボックスが出現します。

 

数値の意味はこんな感じです。↓

縦の数値が音量を表すdB(デシベル)、横の数値が周波数を表すHz(ヘルツ)です。

周波数(Hz)の数値が低いほど低音になり、数値が高いほど高音になります。

 

なので、男性の声より女性の声の方が周波数が高くなる傾向にある、ということになりますね。

 

これは私の音声の波形↓

私の声の主成分は、大体100〜500Hz帯であることが分かりますね。

 

Frequency Analyzerをドロップしたクリップを再生すると、こんな感じ↓で波形が動きます。

これで音声の周波数をチェックすることができましたね。

 

この波形を元に音声編集の方向性を決めると良いと思います。
私の場合は、100〜500Hz帯を際立たせ、高音と低音を若干抑えるようにイコライザーで調整すると、聞き取りやすい音声になりそうです。

 

Frequency Analyzerダイアログを再び呼び出す方法

Frequency Analyzerを一度閉じた後に、もう一度チェックしたい場合があると思います。

Frequency Analyzerダイアログを呼び出してみましょう。

 

【①aFrequency Analyzerをドロップしたクリップを選択 → ②aインスペクタを選択 → ③aエフェクトを選択 → ④aFrequency Analyzer右側のをクリック】

これでダイアログボックスが再び出現しました。

 

補足

トラックにaFrequency Analyzerをドロップした場合ならば、ミキサーからでも呼び出すことができます。

ミキサー内のエフェクトにあるaFrequen…をマウスオーバーして出現するをクリックすればOK。

 

Frequency Analyzerを削除する方法

インスペクタ内のゴミ箱アイコンをクリックすれば削除できます。

 

補足

トラックにaFrequency Analyzerをドロップした場合ならば、ミキサーからでも削除することができます。

 

今回はここまでとなります。

 

それでは良き動画編集ライフを〜( ˆoˆ )/

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