こんにちは、おつまみ(@otsumami082)です。
私は2019年の春頃にUberEats配達員を始めました。
そんな私の配達回数は、そろそろ5000回に達する勢いです。(2021年1月7日現在)
私の配達員としての経歴
- 配達員歴:2年以上(2021年12月現在)
- 配達件数:7000件以上
- 配達エリア:東京(新宿区メイン)
- 配達手段:自転車(4万円のクロスバイク)
- 一日あたりの稼働時間:平均すると大体3~5時間くらい(時期により1〜3時間)
- 月の稼ぎ:15万~25万円くらい(時期により10万以下)
- 配達員としての基本スタイル:フリーの日は昼のピークタイム1~3時間、夕方のピークタイム1~3時間。他の業務や学業との兼ね合いにより増減あり。(稼働しない日もアリ)
基本的に飽き性の私がここまで続けて来れた理由を一言でいえば
ということに他なりません。
しかし、楽しいUberEats配達にも、もちろん欠点はあります。
欠点の大半はアプリのバグが原因のものが多いですかね……。
さすがに頻発しすぎですよUberさん(;^ω^)
まぁ、アプリバグに関しては別の記事で書いたので、今回は他の要因で「辛いなぁ」と感じたことを書いていこうかと思います。(「女々しい言い訳など読みたくない!」という方は今すぐブラウザバック推奨)
というわけで、私が
)
と心の底から思った瞬間をピックアップしてみました。
この記事を通じて、現役配達員の苦悩が少しでも伝われば、これに勝る喜びはありません。
もくじ
その①:4km超え長距離配達(ロングドロップ)が4連続
まず、この項目をお読みになる前に知っておいて欲しいことがあります。
それは
「配達員は皆、長距離の配達(以下『ロングドロップ』と表記)※を嫌がっている」
ということです。
ロングドロップを配達員が嫌がる理由は
- 儲からない
- 疲れる
- 家から遠ざかる(戻るのが大変)
という3重苦、デメリットしかないからです。
「疲れる」「家から遠ざかる」というのは想像しやすいと思うので、説明は不要だと思いますが、「なぜ儲からないのか?」は分かりませんよね?
しかし、この部分を詳細に説明するとなると、この記事本来の趣旨から外れてしまうので、割愛させていただきます。
もし、「なぜ儲からないのか?」の理由が知りたい方は、別の記事にて説明しておりますので、そちらをお読みくだされば幸いですm(_ _)m
前置きはここまでにして、本題に移ります。
この記事のタイトルは「UberEats配達で心が挫けそうになる瞬間まとめ」でしたね。
そして、心が挫けそうになる瞬間のうち一つとして『4km超え長距離配達(ロングドロップ)が4連続続いた』ということが過去にあった。そしてその時の状況をこれから説明して行こう、というものでした。
それでは始めます。
4km超え長距離配達(ロングドロップ)が4連続続いた話
2021年1月の、とある日の話です。
まず初めに、高田馬場にある中華料理屋から注文が入りました。
お届け先は、新大塚エリアまでの上り坂の多い心臓破りルート。
ちなみに私の移動手段は電動アシスト機能なしのクロスバイクです。
1件目のお届け先の近くで2軒目を受注。
今度は、道中はなだらかだが、とにかく遠い根津ルート。
2件こなしただけですが、かなり疲れましたね。(たった2件で10kmもの道のり)
一時帰宅も視野に入れた私は、本拠地である新宿区まで一度戻ることにしました。
ドトール早稲田店まで戻り休憩。(根津から5.3kmの道のり。ここまでで15km以上移動済み)
体力の回復がてら1時間ほどブログ執筆。
その後、目の前にある松屋から注文が入ったので、これを受けると…
また、登りが続く大塚方面かぁ…
スミカカラトオノキマスナァ(´・ω・)
3件目の配達を終えたと同時に、近くのラーメン屋から注文が入ったので受けると、今度は…
こんどは王子(北区)かぁ…
ダイブトオイデスナァ(;^ω^)
そして、配達を終えて帰途につく私なのでした…。(約8kmもの道のり)
ちなみに
1件目の受注から帰宅まで
- 合計の距離:約32km(配達時のみの距離:18.72km)
- 稼ぎ:2,533円
- 合計の時間(カフェ休憩時間は除く):約3時間半(配達時のみの時間:117分59秒)
でした。
とはいえ、32kmと言ってもいまいち距離感がピンと来ないですよね?
なので、JR新宿駅から一体どこまで行けるのか、を調べてみました。
徒歩ルートを辿れば横浜中華街まで行けますね。(;^ω^)
ちなみに電車を使った場合、横浜中華街までどれくらいの時間が掛かるのでしょうか?
1時間掛かるみたいです。\( ˆoˆ )/
まぁ、自転車では絶対に行きたくないですけどw
おまけ:2021年内で一番遠かった配達
広大なマンション、しかも、直通エレベーターの故障、かつ、お客様のナビゲーションが間違っていて時間と体力が削りに削られた配達でした。
警備員の方の助けで、無事配達は完了できましたが、なんともカオスな配達でしたね。(;^ω^)
その②:料理の蓋がキチンと閉まっていなかった
蓋がしっかり閉まっていないということは…
そうです。
もちろんダダ溢れです…ええ…(;^ω^)
まぁ、こう言うと
という意見がありそうなんで、いちおう弁明しておきます。
結論、慎重に運転していても蓋が開いていたら溢れます。
なぜなら
- 日本の道路は凸凹
- 配達経路のほとんどに坂がある
- 歩道に乗り上げる際に、段差を乗り越えなくてはならない
- ブレーキをかけると慣性の法則が働く
からです。
普通に走行していても、かなりの衝撃が自転車、ひいては料理に伝わっているんですよね。
もし、にわかに信じ難いと感じたのなら、手ぶれ補正機能をオフ&録画をオンにしたスマホを自転車に固定してから走行してみて下さい。
撮れた動画を確認すれば「自転車走行中に、どの程度の衝撃が発生しているのか?」を視覚的に理解できるかと思います。
また、時には傾斜15度くらいの急坂を登り下りしなくてはなりません。もちろん、同時に料理も傾くわけですね。
あと、お届け先の建物の前に一時駐輪する際に歩道に乗り上げなくてはならないケースがあります。
このときに数センチメートルの段差を乗り越えるのですが、かなりの衝撃が加わってしまうんですよね。
ちなみに私は、できるだけ地面からの衝撃を和らげるために以下のアイテムを使って料理を保護しています。
♢程よいサイズの保冷&保温バッグ♢
その他、慣性の法則や車の煽り運転など、弁明したいことは山ほどありますが、長くなるので割愛いたします。
話が脱線しました。
話題を蓋に戻しましょうかね。(´・ω・)
蓋閉め損ないケースの中にも色々なパターンがあります。
袋を開けて確認し、唖然としたものには
- タピオカミルクティーの熱シールが不完全
- カフェオレのカップの蓋が飲み口の空いたもの(テイクアウトしてすぐに歩き飲みする用)だった
- 豚汁の入れ物が牛丼用の入れ物(液漏れ防止効果なし)だった
などがあります(´・ω・)
不透明なビニール袋で梱包されていると配達員は蓋の閉め損ないに関しては確認しようがないんですよね…
店員さんも人間なのでミスがあるのは仕方がありませんが、お客様に対面で謝るのは配達員なんです…
さらに、置き配希望のお客様の場合、電話などで連絡をした後、玄関先でドリンク漏れを確認してもらわないとならない2重の攻め苦が待っています…お客様にも申し訳なさすぎです。
しかも、配達員がBAD評価を貰う確率も高まりますからね。
顧客評価も関係者のテンションもダダ下がるのが、この蓋の閉め損ないケースなんですよね。
とはいえ、タピオカミルクティーの熱シールに関しては、カップシーラーやフィルムの不具合が原因の可能性が大なので、店員さんのミスとは言えないかもしれません。
その③:大型ショッピングモール&駅地下モール店舗などで店の所在地のヒントが書いていない
この情報だけだと、探索範囲が広すぎて辿り着くのが大変……(;^ω^)
店舗側からしたら当然のことでも、配達員からしたら初めての場所であり、不安になることが多いんですよね…。(それに配達員の中には外国籍の方も一定数いらっしゃいます)
駅地下モールの場合は、最低「何番階段付近(階段に番がないなら近くの目印)」とか、複数階ある場合は「地下◯階」くらいのメモは欲しいところです。(巨大商業施設の場合は「〇〇階・〇〇棟」などの情報)
UberEats配達員のアプリ表示のピンの位置はズレていることが多く、当てにならないので、お店側の協力(メモ)が必要不可欠なのです。よろしくお願いいたしますm(_ _)m
併せて、「配達員の到着が遅れる=お客様へのお届けが遅れる」という点にもご配慮いただければ、助かります。
ちなみに、施設内所在地に関するヒント(メモ)がなくて、めちゃくちゃ困る施設の筆頭が『池◯サン◯ャイン』ですね…(※あくまで個人の感想です)
自力でなんとか店舗の場所を探して、建物内をめちゃくちゃ歩いて、店舗でピックアップして自転車に跨るまで15分とかかかるケースもあります。
チョットムリゲー(;^ω^)
事情を知らないお客様の立場からしたら
という感じですかね…
怒りのボルテージとヘイト感情が上昇してしまうことが容易に想像できます。
一例:配達員にとってありがたい店舗メモはコレ!
配達員的に嬉しい店舗メモの代表例として、『だし茶漬け えん 高田馬場メトロピア店』さんのメモをご紹介させていただきます。
具体的にどの点が助かるのかを会話形式で順に解説していきますね。
こんな感じで、配達員の「what?where?(これは何?場所はどこ?)」に簡潔に答えてくれているのが『だし茶漬け えん 高田馬場メトロピア店』さんのメモなのです。(あなたが神か!)
メモに感動したので『だし茶漬け えん』さんのHPリンクを貼って宣伝しておきます。(『だし茶漬け えん』HPはこちら)
みなさんも、高田馬場に寄った際は『だし茶漬け えん 高田馬場メトロピア店』をどうぞご贔屓に!!(※ちなみに『だし茶漬け えん』さんからはアフィリエイト報酬・賄賂などは一切受け取っておりません。誤解なきようお願いいたします。)
その④:こちらの事情を汲んでくれない注文者
令和2年7月1日現在、日本の総人口は1億2583万6千人(確定値)だそうです。
つまり、日本にはこんなにたくさんの人間がいるわけで、中には私の想定を遥かに超える『自己中心的思考の権化』とも言えるお客様も当然いらっしゃるわけですね。(個人的体験では大体2000人(件)に1人(件)くらいの割合)
注文者に関するトラブルの詳細記事はこちら↓
その⑤:質問させない気満々のUberEats運営
この項目に関しては、こちらの記事を読んでいただけば、どういうことなのかがお分かりいただけると思います。
その⑥:店都合キャンセルなのに配達料が支払われない
店までピックアップに向かったら、
ごめんなさい、商品が品切れでございました。UberEats運営から連絡がいくと思います。
と言われました。
まぁ、誰にでもミスはあるからしゃーない。
そしてその1分後。
運営(サポート)からの遠隔操作でキャンセル操作が行われたようで、私のiPhone画面の表示がこのようになりました↓
自転車漕いで店までやってきた労力は無駄ってことっすか?(;^ω^)
はい、全部無駄です。
運営↓
私↓
以前は補填とかあった筈なのに…。補填制度は無くなったのでしょうか?
私の心境↓
さいごに
今回は、一部の店舗やお客様のことを悪く書きました。
でも、この記事をお読みの皆さんに誤解して欲しくないのは
「一方的に店舗が、客が悪い!!」
と、私は主張したいわけではないということです。
実際に私も、しょうもないミスで店舗やお客様に迷惑を掛けたことはあります。
明らかに100%私が悪いというケースもありました。
本当に私が伝えたかったのは
「気楽に見えるUberEats配達という仕事にも、それなりの理不尽と苦労がある」
というメッセージなんです。
この記事がUberEats配達という仕事への理解の一助になれば幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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