こんにちは、おつまみ(@otsumami082)です。
千葉県には、『印旛沼サンセットヒルズ』という直火OKのキャンプ場があるのをご存知でしょうか?
多くのキャンプ場では防災の観点から、地面に薪を直置きして焚き火をする行為である直火を禁止しています。
なので直火OKのキャンプ場はとても珍しい存在なんですね。
そして『印旛沼サンセットヒルズ』は、都心からのアクセスも良く設備も充実しているため、初心者にもおすすめできるキャンプ場です。
今回は私が実際に1泊2日した体験を元に『印旛沼サンセットヒルズ』の紹介をしていこうかと思います。
もくじ
キャンプ場の見取り図
こちらは8番のサイト↓
キャンプ場の施設
駐車場
オートキャンプの場合、予約サイト内に駐車する決まりとなっていますが、サイト外側にも駐車スペースが設けられています。
管理事務所
チェックインと物品の購入は管理事務所で行います。(買い出し情報は記事の後半に書きました)
でチェックインは、名簿に『氏名・電話番号・年齢』を書き込むだけの簡単仕様。
トイレ(着替えスペース)
着替えスペースは多目的トイレ内に設置されています。
スノコが敷いてあり、脱衣カゴもあるので衣類を汚さず着替えることができますね。
多目的トイレのほかには男性用トイレ・女性用トイレが別に用意されています。
炊事場・洗い場
キャンプサイトの門を潜って右側にある水場は、十分な広さ!
洗剤とスポンジが備え付けられていました。
注意事項。
灰捨て場
焚き火後の炭や灰は、こちらの箒とちり取りを借りて掃除します。
ゴミ捨て場
オートキャンプサイト
オートキャンプと言ってはいますが、徒歩・バス・自転車でもOK。
生垣で仕切られているのが、個人的なお気に入りポイントです。(*^^*)
結構賑わっておりましたね。
ファミリーと学生団体が多い印象です。
BBQサイト
BBQサイトはデイキャンプ限定で利用可能。
開放感のある芝生のエリアと眺望デッキの2種類ありますが、両方ともほとんど利用されていない様子でしたね。(;^ω^)
)
芝生広場サイト利用料は【1区画3,150円】。
印旛沼に臨む眺望デッキは11,000円(税込)で利用できます。
ちなみに、食材とBBQ道具を用意してくれる『手ぶらでBBQ』セットはオートキャンプサイトでも利用可能。
オートキャンプサイトの様子
我々が今回予約したのはオートキャンプサイト(1泊2日)
- 1区画の大きさ:大体7m×8m四方
- 宿泊:1区画4,180円
- チェックイン&アウト:11:00 - 翌日10:30
区画内にあるテーブルがかなり便利です。
前日が雨だったこともあって、若干ウェットなコンディション。
ペグの刺さりは良好でした。(*^^*)
テンション上がる直火跡!
猫が数匹、徘徊しています。
キャンプ場で飼っているのでしょうか?それとも、キャンプ飯目当てで来ている野良なのでしょうか?
結構賑わっています。
目の前にある印旛沼の景観。
直火調理が醍醐味
地面の上に薪を直置きして焚き火を楽しむ『直火』スタイル。
これこそが旛沼サンセットヒルズ最大の魅力と言えるでしょう!
肉を焼くのにフライパンなど不要!
薪に豚バラ肉を直載せするワイルドなスタイル。
椎茸も直置き調理。
空きビール缶を利用した炊飯。これも直火の楽しみ!
良い炊き上がりにご満悦(*^^*)
夜ですが食後のコーヒーを飲みたい気分になりました。
薪をくべて高火力にした後、生豆入りのロースターをガンガン振ってコーヒー焙煎。
♢焚き火に使った道具♢
テント&タープ泊時の注意点
ダウンシュラフの濡れに注意
私がタープ泊をした時は、夜露でタープ内がびしょ濡れになってしまいました。(2020年冬シーズン)
これは前日に雨が降っていたのと、目の前にある印旛沼が原因なのではないか?と私は思っています。
シェルターをオープンにした状態でこのザマだったので、シングルウォールテントなどの湿気りやすい構造のシェルターの場合は、ダウンシュラフごとズブ濡れになってしまうかもしれません。
補足
今回のタープ泊ではダウンシュラフが内部まで濡れることはありませんでしたが、不安な方はシュラフカバーを用意すると良いでしょう。
薪の湿気対策も必要
薪はビニール袋に入れて保管しておくと、湿気から守ることができます。
ビニール袋がない場合、薪を太い状態で保管しておき、翌朝使う直前で薪割りをして、内側の乾燥した部分を焚付として使用するなど工夫が必要です。
買い出し情報
サイト内の販売所(薪・食料品・飲料・アルコールなど)
管理事務所で買えるもの
-
- 薪
- 調味料(塩・胡椒・食用油・ケチャップ・マヨネーズ・ソース・焼肉のたれ・醤油・チューブにんにく)
- レトルト食品等(パックご飯・イワシの缶詰・スイートコーン・カップ麺・カレールー)
- 酒類(焼酎・ワイン・ビール・チューハイ)
- 清涼飲料水(ミネラルウォーター・お茶・サイダー・スポーツドリンク)
- スナック類(マシュマロ・ハーベスト)
- 遊具
- その他
残念ながら私が行ったときは薪が売り切れになっていました。
当日の朝、事務所から
という連絡を受けたので、薪は近場のホームセンターで買うことにしたんですよね。
こういうこともあるので、バックアップの熱源としてバーナーを持参すると良いと思います。
自動販売機(電子マネー対応)はサイト入り口にあります。
外部での買い出しについて
車の場合
私は仲間に車を出してもらっていたので、キャンプ場から5kmほど離れた『D2ケーヨーデイツーそめい野店』で薪を買うことができました。
ついでに隣のスーパー『ヤオコー 佐倉染井野店』で食料品を調達しました。
電車で来る場合
手軽に済ますのなら、駅構内にある『ファミリーマート』か南口ロータリーにある『セブンイレブン』が便利です。
肉などの生鮮食料品が欲しい人は、京成佐倉駅北口の近くにあるスーパー『トウズ 京成佐倉店』で買い出しを済ますと良いと思います。
ただし、薪が売っているかどうかは分かりません。
印旛沼サンセットヒルズへのアクセス
自動車 佐倉ICから県道65号を北上。
佐倉駅付近から国道296号に移り、国立歴史民俗博物館交差点を右折。
再び県道65号を北上。
「佐倉草ぶえの丘」前を左手に見ながら通過し、交差点(土浮坂上バス停あり)を左折後400mほど道なりに進む。電車 JR佐倉駅北口からちばグリーンバス(1番線)乗車
京成佐倉駅南口下車(約10分)
同駅北口から佐倉市コミュニティバス内郷地区ルート乗車
サンセットヒルズ下車(約13~18分)出典:http://sunsethills.shiteikanri-sakura.jp/modules/access/index.php?content_id=1
【バスに関する詳細情報】
ちなみに新宿駅から京成佐倉駅まで、電車で約70分〜90分。
時間ロスなく旛沼サンセットヒルズ行きのバスに乗れれば、トータル2時間も掛からず到着できます。
予約が必須
印旛沼サンセットヒルズを利用するのなら電話での予約が必須です。(2021年5月現在)
まとめ
『印旛沼サンセットヒルズ オートキャンプ場』の良かった点と悪かった点をまとめます。
- 直火OK
- トイレが綺麗
- 自販機あり
- ゴミ捨てOK
- 印旛沼の景色が良い
- 生垣による区画
- 湿度が高く、翌朝のシェルター内部の結露が凄まじかった。泊まりの場合は薪の湿気対策も必要。(時期や天候により対策不要かもしれませんが)
初心者、ベテラン問わず、とても過ごしやすいキャンプ場だと感じました。
景色も良いので、デートに利用するのもアリなのかな〜という気がします。
電車でのアクセスも悪くないので、都心のミニマリストキャンパーにもおすすめできますよ(*^^*)